さらし布とエアリズムの生地を使って、フィルターポケット付き夏用立体マスクを作ってみました。
蒸し暑くなってくる時期、マスクをずっとつけていると蒸れて息苦しくなってしまうことがありますね。
そういえば、夏に使っていたユニクロのエアリズム素材が心地よかったことを思い出しました。これを生地に使えば、少しは涼しく感じるかもしれません。
実際に作ってみた付け心地と、作るうえでのポイントをお伝えします。
立体エアリズムマスクの付け心地は?
最初はふつうに立体マスクの型紙を使って作ってみました。さらっとした肌触りで若干のひんやり感がありました。
が、息をするたびに鼻や口のまわりにペタッと張り付き、なんだか息苦しい・・・。
エアリズム生地を使うなら、顔に張り付かないようにした方がよさそうです。
伸縮性のある生地なので縫いにくく、エアリズムだけで縫うのはコツがいる感じです。
エアリズムで作る立体マスクの材料
すっかり夏の定番になったユニクロのエアリズム。さらっとした肌触りが心地よいエアリズムの生地でマスクを作るとどうなるのか、実際にやってみました。
立体エアリズムマスクを作る前に
マスクを縫い始める前に、まず準備をしておきましょう。
マスクづくり準備
- 型紙を準備する・・・新宿okadayaさんの型紙を使用しました
型紙はコチラ
→新宿okadayaマスクの作り方 - 生地を水通しして、アイロンをかける
- 生地を2枚に折り、直線部分を折山になっている部分に合わせてしるしをつけて裁断する
※表布を2組裁断する
※表布の1組は直線部分の縫いしろを1㎝ぐらい大きめにカットする
※型紙はokadayaSHINJUKUより
型紙を印刷したいけど、家にプリンターがない!というときは、コンビニエンスストアで印刷できます。
フィルター付き立体マスクの作り方
フィルターを入れる部分をつけて作ってみました。フィルターなしの場合は、表布は1組だけ用意します。その場合、キルティング状のステッチが表に出ます。
STEP1:裁断した生地を中表にして、中心を縫い合わせます
表布と裏布、両方とも縫い合わせておきます。
縫いしろに切り込みを入れてひらき、アイロンをかけて、ステッチで押さえておきます。
中心を縫い合わせたものを、表布2組、裏布1組の合計3組作ります。
表布、裏布3組とも中央部分にステッチを2本かけておきます。
STEP2:表布とエアリズム生地を外表にして、ステッチをかけます
中心を縫い合わせた表布と裏布を外側が表になるようにして、格子状にステッチをかけていきます。
斜めにかけてみましたが、縦横の格子でも大丈夫です。
STEP3:フィルターポケットの口になる部分を縫います
マスクの片側を表布の方へ2㎝ぐらい折って、縫います。
STEP4:マスク上部を縫い、ノーズワイヤーを入れます
キルティングステッチをかけた裏布と表布を中表にして、マスク上部を縫います。
表布の縫いしろを表布側に倒し、端ミシンをかけます。そこへ、ノーズワイヤーを入れ、両端をずれないように縫い留めておきます。
ノーズワイヤーを入れて縫いとめたら、マスクの下部分を縫い合わせて布を表に返します。
STEP5:両端を三つ折りにして縫い、マスクゴムを入れて完成です!
マスクに不織布のフィルターを入れておきます。
立体エアリズムマスクの息苦しさは?
キルティング状にしたことで、鼻や口に生地が張り付く感じはなくなりました。
しかし、表布を1枚増やしたことで厚みが出て、重く感じます。フィルターなしのマスクに比べると、少し息苦しさを感じます。
裏布はシングルガーゼなど薄い素材を使った方がよさそうです。
フィルターなしのマスクは軽いですが、表面にステッチの模様ができますね。
ユニクロのエアリズムは、レーヨンの入った素材、主にポリエステルでできた素材など商品によっていろいろあります。
2枚ぐらい重ねて鼻と口を覆ってみて、息苦しくないか、肌に違和感がないかを確認してから作ることをおすすめします。
涼しさを感じられる素材
- ダブルガーゼ
- 綿
- 麻
ほかにも、夏用に洗えるマスクが販売されています
イオンのコックスオンラインストアより
子ども用ぴたマスク
ひんやり夏用マスク
みんなの夏マスク
ついに、ユニクロからエアリズムマスクが販売されるようですね!
2020年6月19日販売予定
立体エアリズムマスクの検証まとめ
新型コロナウイルスの対策で夏でもマスクが手放せなくなってしまったのはつらいですが、なんとか乗り切りたいですね。
エアリズムの生地は男性用の方が薄手なので、メンズインナーを使うとさらっとした感じでよいです。
マスクをしていて熱中症にならないように、こまめな水分補給に気をつけたいですね。
マスクゴムが手に入らない場合は、エアリズムの生地を細長く切って使うこともできます。
マスクは衛生的に使うために、毎回洗濯しましょう。
また、マスクでウイルスなどの感染を完全に防げるものではありません。手洗いや消毒をこまめに行いましょう。
こちらの記事も参考にしてみてください。
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