2020年4月13日放送のNHKうまいッ!「やわらか!甘~い!淡路島の新玉ねぎ~兵庫南あわじ市」では、辛みをなくすスゴ技をつかった新玉ねぎレシピを紹介されました。
絶品、新玉ねぎのヒミツはふさふさの根っこにありました。
淡路島の新玉ねぎのヒミツと、肉、魚いろいろな料理にピッタリな万能ドレッシングレシピをお伝えします。
新玉ねぎ万能ドレッシングのレシピ
新玉ねぎ万能ドレッシングの作り方
- 新玉ねぎの皮をむいて、繊維を断つ方向で3㎜にスライスします
- 15分ほどバットなどに広げて空気にさらします
- ボウルに調味料を合わせて、よく混ぜます
- 辛みをとばした新玉ねぎをよく混ぜた調味料に加えて、全体にからめます
- 30分ぐらいなじませたら完成です!
甘~い新玉ねぎのヒミツはふさふさの根っこに?
今回、食材ハンターの松嶋初音さんが訪れたのは、兵庫県南あわじ市です。
兵庫県は玉ねぎの生産量が全国で3位、その9割以上が淡路島で生産されています。
強い根っこが玉ねぎのおいしさのカギ
玉ねぎの味をおいしくするためには、広範囲に長くて数多い根を作ることが重要です。広範囲に根が張ることで丈夫な葉を作り、甘い玉ねぎになるのです。
玉ねぎの根の量を増やすために行っているワザは、なんとビール酵母。
ビール酵母に含まれるβグルカンにその秘密がありました。
βグルカンはその構造が玉ねぎの病原菌に似ており、病原菌と勘違いした玉ねぎは対抗しようと根っこを増やします。ビール酵母を与えると、1.5倍ぐらい根っこがふえるそうです。
海藻エキスやエビ・カニなどからできるキチン酵素ほか9種類の有機肥料を使って、大切に育てられ、収穫されるのです。
たまねぎ収穫の見極め
玉ねぎの直径が8㎝ぐらいになったら、おいしくなっているサイン。8~10㎝ぐらいになると、収穫されます。
大きくなりすぎるとはじけて割れてしまうので、収穫のタイミングを見極めが重要になってきます。
2日ほど乾かすと表面はパリッ、中はみずみずしさを保ったまま出荷されます。
玉ねぎ農家さんに聞いたおいしい食べ方♪
新玉ねぎは何といっても生で食べるのが一番!そこで、新玉ねぎのおいしい食べ方を玉ねぎ農家さんに教えてもらいました。
- 縦に入った玉ねぎの繊維を分断します→辛みがとぶ
たまねぎの繊維の方向に対してスライサーの刃を垂直にあてます→繊維を断ち切ることで、辛みが揮発しやすくなります - 水にさらさない→栄養分や甘みがとんでしまう
空気にさらし、甘みを残します - スライスした玉ねぎをバットなどに広げます
30分たったら裏返し、さらに30分空気にさらします
※ワンランクアップの裏技
半日ぐらい冷蔵庫で冷やす
たまねぎのスゴイ栄養パワー
たまねぎに含まれる硫化アリルは血液サラサラ、疲労回復に、ポリフェノールのケルセチンは抗酸化作用、美肌効果があります。
新玉ねぎの万能ドレッシングまとめ
肉、魚、野菜となんでもおいしくなる万能ドレッシングです。
玉ねぎの辛みが苦手、という方も空気にさらして辛みをとばすワザでぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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