ハンカチで作るマスクの作り方を紹介します。ハンカチの大きさを変えれば、大人用にサイズ調整できます。
今回紹介するのは子供用のハンカチマスクの作り方ですが、大きめのハンカチを使えば、大人サイズのマスクも作れます。
ミシンがない、型紙をさがして布を切るのが大変、そんな場合はハンカチで作ると簡単に手作りマスクが作れます。
性能は使い捨て不織布製のものより落ちますので、あくまで補助的なものとお考え下さい。マスクでウイルス感染等を完全に予防できるものではありません。
咳エチケットや保温・保湿、手で顔をさわるリスクを下げるものです。
ハンカチで作るマスクの材料(子ども用)
市販のハンカチで作るマスクの材料です。
- ハンカチ:28㎝×28㎝(大きさは目安です。大人用はもう少し大きめで)
- マスクゴム(なければ帽子用のゴムで代用できます):28㎝ 2本
- 鼻用ワイヤー(使い捨てのマスク用):8㎝ 1本(大人用は使い捨てマスクから抜き取ったままのサイズで大丈夫です)
※ホームセンターで売っている園芸用のビニールタイでも作れます。
※ビニールタイを使う場合は、ワイヤーが顔に当たらないように先端を5㎜ぐらい折り曲げておくとよいです。 - 不織布
ハンカチで作るマスクの作り方
マスクを作るための型紙はなしで大丈夫。ハンカチを折りたたんで3か所並縫いするだけでできます。
STEP1: ハンカチにアイロンで折り目をつける
ハンカチを折りたたんでマスクを作るので、アイロンで折り目をつけておきます。アイロンがない場合は省略しても大丈夫。手で折り目をつけておきましょう。
STEP2:ハンカチの上部を三つ折りにし、ノーズワイヤーをいれて縫い付ける
ハンカチの上部を三つ折りにして、端から5㎝のところにノーズワイヤーを入れてから縫い付けます。
STEP3: ハンカチを折りたたむ
STEP1の画像を参考に、折やまが上になるようにして折りたたみます。
STEP4:マスクの左右を折り返して並縫いする
マスクのひもを通す部分を作っていきます。帽子用のゴムを通す場合は少し幅を広めにして縫います。
マスクの左右のうち片方を端から2㎝ぐらいのところで折り返します。
マスクの反対側も折り返して、先ほど折りかえした部分に少し重ねます。
マスクのゴムひもを通す部分を縫っていきます。
マスクの反対側のゴムひもをとおす部分も同じように縫っていきます。
STEP5:マスクの両端にゴムひもを通します
ひも通しを使って、マスクの両端にゴムひもを通していきます。マスクゴムが手に入らないときは、帽子用のゴムでもいいです。
今回は、帽子用のゴムを使ってみました。
STEP6:マスクのゴムひもの長さを調節して完成!
マスクの両端にゴムひもを通したら、顔にフィットするようにひもの長さを調整してください。
顔とマスクの間に隙間ができないようにしっかり合わせます。
ゴムひもの結び目が気になる場合は、マスクのひもを通す部分にしまっておきます。
裏はこんな感じになっています。
STEP7:ハンカチマスクのポケット部分に不織布を入れる
※不織布はこまめに取り換えましょう
※使用後は毎回、洗濯します
ハンカチで作るマスク作り方まとめ
ハンカチで作るマスクの作り方の紹介でした。型紙不要、手縫いですぐできる作り方です。
ハンカチの大きさやゴムひもの長さを調節して、しっかり顔にフィットするように作るといいですね。
ガーゼハンカチを使うと、肌触りがいいマスクができます。
マスクの使用によって、ウイルスなどの侵入を完全に防げるものではありません。
また、マスクを使っているから安全というわけではないことをご理解ください。
マスクをは外すときには、表面をさわらないようにして、ひもをもって外しましょう。外したマスクはビニール袋へ。
保温や保湿、顔をむやみに触るのを防ぐことには一定の効果があるといわれていますが、日ごろの手洗い、こまめな水分補給、休養などの体調管理が大切ですね。
こちらの記事も参考にどうぞ。
→ガーゼハンカチを使ったマスクの作り方(大人用)型紙・ミシンなしでできる!
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