こんにゃくの使いかけ保存方法|一人暮らしでもムダにしないコツ

使いかけこんにゃっくの保存法 ごはんの知恵
記事内に広告が含まれています。

こんにゃくって、ちょっとだけ使って残っちゃうこと、ありませんか?
「このまま冷蔵庫に入れていいのかな」「水は捨てていいの?」など、使いかけの保存方法って意外と迷いますよね。

この記事では、使いかけのこんにゃくをどう保存すればいいか、初心者の方にもわかりやすくまとめました。

冷蔵保存のコツや、どのくらい日持ちするのか、注意したいポイントまで、丁寧にご紹介します。

一人暮らしや少人数のご家庭でも、こんにゃくをムダなく使いきれるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク

こんにゃくの使いかけ、どう保存するのが正解?

こんにゃくをちょっとだけ使って、「残りはどうすればいいんだろう?」と悩んだことはありませんか?ここでは、使いかけのこんにゃくを保存する方法と日持ちの目安をわかりやすくご紹介します。

こんにゃく

使いかけのこんにゃく、常温はNG!

開封後は空気に触れることにより、袋の中に雑菌が入り込み、常温では菌が繁殖しやすくなります。特に夏場は高温多湿の環境で腐敗が進みやすくなります。季節を問わず、常温での保存はNG!開封後は必ず、冷蔵庫で保存するようにしてください。

冷蔵庫での保存方法|水にひたして保存する理由

使いかけのこんにゃくは清潔な容器に、こんにゃくがしっかり浸るぐらいの水を入れて冷蔵庫で保存します。容器はタッパーや保存袋でOKですが、密閉できることが条件です!

浸しておく水は、袋に入っていた水を使います!

これ、私も最初は知らなかったんですが、袋の中の水はアルカリ性の保存液で殺菌作用があるのです。袋の水がこんにゃくを雑菌から守って、長持ちさせてくれているんですね。

うっかり捨てちゃった!っていう場合は、水道水で大丈夫です。

ただし、開封後はやはり雑菌が繁殖する恐れがあるので、2~3日(できれば毎日)で新しい水に取り換えましょう。袋の水に浸している場合でも、新しい水道水に取り換えましょう。

使いかけのこんにゃくを保存するときにおすすめなのが、タッパーウェアの保存容器です。
密閉力がとても高く、水に浸して保存しても漏れにくい構造なので、冷蔵庫の中でも安心。におい移りもしにくく、清潔に保てるのが嬉しいポイントです。

保存期間の目安は?いつまで食べられる?

  • 冷蔵保存:約3~4日から1週間が目安
  • 冷凍保存:約1か月保存可能

やってしまいがち!こんにゃく保存のNG行動

知らないうちにやってしまっている保存方法、実は間違っているかもしれません。ここでは、こんにゃくの保存で避けたい行動を紹介します。

水を入れずに保存するとどうなる?

表面が乾燥して、カチカチ、ゴワゴワになり、独特のあのぷるっとした食感や風味が損なわれてしまいます。乾燥することで表面のひび割れから雑菌が繁殖しやすくなり、保存期間が1~2日程度と、とても短くなってしまいます。

袋のまま保存しても大丈夫?

「容器をいちいち出すのも面倒だし、袋のまま保存すればいいや」ってなっていませんか?

袋のままだと密閉できないので、雑菌の繁殖が心配です。どうしても袋を使う場合は、口をしっかり閉じて、時々新しい水に替えるのを忘れないでくださいね。

においやぬめりが出たら要注意!

こんなサインがでたら、食べないで!

  • アンモニア臭、酸っぱいにおい、刺激臭
  • 表面にぬめり
  • ドロドロに崩れる
  • 表面が白っぽく濁る
  • カビが生える

こんにゃくって冷凍できるの?実際に試してみた

「こんにゃくって冷凍できるの?」と思ったことはありませんか?実は保存はできるけど、ちょっとしたクセがあるんです。ここでは、冷凍保存のコツと注意点、活用レシピも合わせてお届けします。

冷凍できるけど食感が変わる?

冷凍は長期保存できて便利ですが、水分が抜けて、解凍後はスポンジ状になります。こんにゃく独特のあのぷるっとした食感はなくなります。

じゃあ、長期保存できるだけで、おいしくなくなっちゃうの?

確かにあのプリプリ感はなくなりますが、味しみはよくなり、コリコリ・しっかりした食感になります。

要するに、解凍したこんにゃくは「別の食材」と考えましょう。

こんにゃくの解凍方法

・冷蔵庫に移して自然解凍
・保存袋ごと水につけて解凍
・急ぐ場合はお湯につけるか、お湯を張った鍋に袋ごといれて解凍

💠解凍したこんにゃくは、しっかり水気をしぼって使います

冷凍保存に向いているレシピのアイデア

冷凍こんにゃくは、もとのこんにゃくとは「別の食材」。こんな使い方でムダなく使い切ってみて♪

冷凍こんにゃくのきんぴら

細切りにして冷凍したこんにゃくを解凍して水気を切る。にんじんと炒め煮にして、ごま油と調味料で味つけしてピリ辛に仕上げる。

冷凍こんにゃくの土佐煮

一口大にちぎって冷凍したこんにゃくを解凍し、水気を切る。酒大さじ1、みりん大さじ1/2、醤油大さじ2/3、塩ひとつまみを入れて煮る。煮立ったら、こんにゃくとかつお節を加え、汁気がなくなるまで煮る。

初心者でもできる!こんにゃくをムダにしない保存テク

せっかくのこんにゃく、最後までムダなく使い切りたいですよね。ここでは、ちょっとしたひと手間で保存がラクになるコツや、初心者向けの使い切りアイデアをご紹介します。

あらかじめ切っておくと再利用しやすい

きんぴらには細切りにしたもの、土佐煮には一口大にちぎったもの、という感じで料理ごとに使いやすいサイズに分けて保存すると、そのまま使えるので時短にもなってとっても便利♪

下ゆでしてから保存するとさらに便利

あく抜きが必要なこんにゃくの場合は、冷凍する前に下ゆでしてから冷凍するのがおすすめ。下ゆでをすることで独特の臭みや苦みが取れて、風味がよくなります。

最近は、あく抜き不要のこんにゃくが多いので、あく抜き済み商品は下ゆでなしでOK。こんにゃくは冷凍するとぷるぷる食感→コリコリになりますが、これは下ゆでとは関係ないので、気にしなくて大丈夫です。

あく抜き不要なこんにゃくはこんにゃく精粉から作られています。

まとめ|こんにゃくの使いかけは正しく保存してムダなく美味しく!

使いかけのこんにゃくは、きちんと保存すれば最後までおいしく食べきることができます。
基本は、水に浸して冷蔵保存。毎日水を替えれば、3〜4日ほどは安心して使えます。
においやぬめりが出ていたら、それは傷んできたサイン。無理せず処分しましょう。

こんにゃくは冷凍もできますが、食感が変わることだけは覚えておいてくださいね。
煮物や炒め物など、冷凍後ならではの味のしみた料理にもぴったりです。

ほんの少しの工夫で、こんにゃくはとても扱いやすくなる食材です。
「余ったらどうしよう…」と悩まなくて済むように、ぜひ今回ご紹介した保存のコツを取り入れて、
ムダなく、おいしく、こんにゃくを楽しんでくださいね。

タイトルとURLをコピーしました