プレミアム付き商品券って、知っていますか?
住民税が非課税の方で、プレミアム付き商品券をまだ申請していない方、お急ぎください!
まだ、間に合うかもしれません。
先日の私の母の話です。
「なんか、プレミアムなんとかっていう紙が来てたけど、よくわからないから捨てたわ~。」
「それって、プレミアム付き商品券じゃないの?」
「あの、抽選のやつでしょ?」
「え、ちがうちがう。それは5,000円損してるよ!」
「そうなの?」
今回発行される商品券は自治体で独自に発行されている商品券とはちがいます。
2019年の消費税増税による家計の負担を減らすために、内閣府が発行している「プレミアム付き商品券」のことです。
住民税が非課税となるのは主に高齢者世帯ですが、制度自体よく知らないという方が多いようです。
私の母もそのひとりです。
商品券の申請が延長に
商品券の申請は2019年7月からすでに始まっており、11月末で終了となっています。
しかし、申請率が低かったことから、申請期限が延長されている市区町村があります。延長期間は各自治体で異なりますので、確認してください。
住民税が非課税の方は高齢者の世帯に多いです。制度を知っていても、申請するのが面倒、購入場所に行けない、使い方がわからないなどの理由から、申請しないのではないでしょうか。
私の母も、「なんかわからないけど、捨てた~」という話をしていなかったら、きっと知らずにいたと思います。
だれでも買えるの?
今回、プレミアム付き商品券を買えるのは、住民税が非課税の方で、市民税が課税されている方に扶養されていない方と3歳半未満のお子さんがいる子育て世帯です。
子育て世帯の方は申請の必要はなく、すでに引換券も届いているはずですので、今回の申請延長の対象となるのは、住民税が非課税の方です。
なにがお得なの?
対象の方ひとりにつき、5,000円分の商品券を4,000円で買うことができるので、1,000円分お得になります。
最大で20,000円まで買えて、25,000円分のお買い物ができるのです。
5,000円お得というのは、かなり大きいですよ!
ただし、いくつか注意したいことがあります。
1枚500円の券が10枚つづりになっているのですが、おつりはでません。端数は現金で払うようにした方がよいです。
また、商品券には使用可能な期間が決まっています。各自治体で確認を。使える店舗も指定されていますので、チェックしておきましょう。
商品券を買うには?
商品券を買うには、自治体への申請が必要です。自治体から個別に申請書が郵送されているはずですので、家にないか調べてみてください。
申請書に必要事項を記入して市区町村へ提出します。
しばらくすると、自宅に購入引換券が届くので、市区町村指定の窓口で本人確認の書類、購入引換券、代金をもって購入します。ひとりにつき5,000円単位で買えて、最大で20,000円まで購入可能です。
私の母のように申請書を失くした場合、再発行できることもあるので、市区町村に聞いてみてください。
ただし、いったん発行された引換券、商品券は再発行できませんので、ご注意を。
プレミアム付き商品券の申請延長まとめ
住民税非課税の方でプレミアム付き商品券の申請がまだの方、あきらめずにお住いの自治体へぜひ確認してみてください。
申請の延長を行っている場合があるので、まだ買えるかもしれません!
期間も短いし、全部使いきれないと感じるかもしれませんが、生活必需品など買っておくといいのでは?5,000円だけでも、1,000円お得になります。
自治体の窓口で、申請から購入までできる場合があるのでためらわずに問い合わせてみてくださいね。
また、厚生労働省から年金生活者支援給付金の制度が始まっています。
65歳以上の年金受給者で、住民税が非課税の方のうち、前年の年金と所得が879,300円以下の方が対象です。こちらの手続きも申請が必要です。
年金生活者支援給付金の請求書は2019年12月27日必着になっていますので、手続きはお早めに!遅れると、支払いが手続きの翌月以降の分からになってしまいますので、注意してくださいね。
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